更年期の過ごし方

ほんとは怖い!女性の更年期症状をカウンセラーが解説します

投稿日:2017年5月1日 更新日:

 

 

こんにちは

更年期専門カウンセラーの久保です。

今日は、女性の更年期の症状についてお話ししたいと思います。

なかには「更年期と関係ないのでは?」と思われるものもあるんですよ。

 

更年期症状の種類

更年期の症状が現れやすいのは女性では閉経前後の45歳~55歳ごろが多いと言われています。

まれにストレスの多い生活をしていると、もっと早い時期30代後半から始まったりします。

(男性の更年期は状況が違う為、また別の機会にお話ししたいと思います)

若い頃から慢性的にあった病気ならまだしも、更年期と言われる時期に入ってから、急に現れた症状の場合は更年期症状が疑われます。

多く知られる更年期症状には、次のようなものがあります。

1.ホットフラッシュ

なんの前触れもなく、顔が熱くなったり汗が噴き出したりする症状です。

場所も時間も選ばないので仕事中におきると、周りの人達から「熱いの?」と心配されたりします。

上半身が暑い反面、足元は冷たいのであまり軽装にしているのは無理があります。

2.つかれ・だるい

更年期に入ると加齢の為、疲れが取れにくくなります。

若い頃は、仕事し過ぎても1晩寝ればすっきりしていたのが、加齢と共に疲れが蓄積されていきます。

また、仕事では管理職になって責任が重くなったり、子育てが終わり生活が変わったりして、今まで自分の培ってきた経験では対処できないことが増えていくので、ストレスになって身体に負担がでると考えられます。

3.頭痛・めまい

加齢によって、「耳が聞こえづらくなった」「老眼になった」「歯のかみ合わせが合わなくなった」こんな症状が他の機能に影響を与えます。

歯を食いしばっているのが多くなれば、頭痛がします。

目も見えなければ、無理に焦点を合わせようとしてめまいがします。

4.高血圧・太りやすくなる

長年の食生活が原因と言われていますが、更年期に入るまでは体重の増減がなかった人は、それまでは栄養のバランスが取れていたんです。

ハードな仕事をしていたら、お肉やごはんをたくさん食べます。

ストレスの多い仕事や環境にあったら、お酒や甘いもので気を紛らわせますね。

それまで、その状態でも健康診断でも特に問題無かったら、それでバランスが取れていたんです。

しかし更年期に入ると、同じ食生活や運動習慣なのに太ってしまう。

それは基礎代謝が減る為です。

体重を減らす為に必要な摂取カロリーを減らさなければいけません。

痩せる為に簡単に、「長年の食生活が悪いから、食べる量を減らしましょう」では、他の病気を引き起こすことになります。

栄養バランスや食生活・運動習慣を見直す必要があります。

5.頻尿・尿もれ

更年期に入ると、トイレに行く回数が多くなります。

もともと女性の場合は尿道が短いので、男性よりも回数が多いです。

トイレが近いから水分を控えてしまって、水分不足になる危険性もあります。

自律神経の影響と言われていますが、こんな身体の機能も下がってしまうんですね。

「飲み会に行くと、途中トイレに抜けるのが恥ずかしいので、ビールを飲む量を減らしている」なんていう人もいるのでは?

6.イライラする・怒りっぽくなった

更年期に入って、「急にイライラが多くなった」「なかなか怒りがおさまらなくなった」という症状は、エストロゲンの分泌量低下が原因と言われています。

このエストロゲンという物質は、身体と心を安定させる為に必要なんですが更年期に入ると、減っていってしまうんです。

イライラを抑えようとか、我慢すれば良いなど、無理をすると精神的な病気を引き寄せてしまうこともあります。

更年期障害といえは、このような不定愁訴の事を指すことが多いです。

女性は「月経前症候群」で慣れているとはいっても、こんな気分が何週間も続いてしまうと辛いですね。

7.眠れない・寝つきが悪い

お年寄りが「眠りが浅い」と、言っているのを聞いて「自分に関係ない」と思っていませんでしたか?誰しも多少の違いはありますが、眠りが浅くなったり、眠れなくなります。

加齢に伴う症状で、ごく自然なことです。

ただし、「眠れななくても疲れは取れている」わけではありません。

また「睡眠時無呼吸症」などの病気が隠れている場合もあります。

 

いかがでしたか?

知っているようで、知らなかった更年期の症状。

この他にも、「冷え」「むくみ」「肩こり」「腰痛」「関節痛」など、更年期症状と思えないものもあるんです。

それは何故でしょうか?

従来、症状ごとに別々の病気と考えていたことと、更年期という時期に急に衰えていくという考え方をしていなかったことが原因です。

そうですよね、人によって症状も年齢も違います。

身体って、徐々に衰えていくものって思いがちですが、更年期にたちまち衰えていくものもあるという訳です。

更年期症状は病気?

「更年期症状が重いんだけど、名科にかかれば良いの?」こんな質問を良く受けます。

今まで、更年期の専門外来はありませんでした。

あまりに「更年期症状」の種類がありすぎるからですね。

良く知られているの「更年期外来」は、

女性の閉経に伴う諸症状と心の問題について扱っています。

そういう外来に行って、「腰痛も診てください」とは言えませんね。

 

「更年期かな?」って、思ったときはまずインターネットで調べるのが一般的です。

「更年期」で検索すると、まずは女性の更年期症状で多い「ほてり」「むくみ」「月経不順」などを扱っているメーカーが出ます。

更年期症状があまり酷かったら、病院にいきましょうと書かれてありますが、「この症状ではこの科に行ってください」と教えてくれていません。

更年期症状として扱っている病院は特にないからです。

自分では更年期?と思っても、いつものように該当する病院に行きましょう!

腰が痛い→整形外科

頭が痛い→脳神経外科・耳鼻科

月経不順→婦人科

 

一時的な症状なら、治療したら治ります。

何故か、なかなか症状が軽減しない時は、更年期症状としてしばらく付き合っていくしかありません。

そこで大事になるのが、更年期症状や更年期の時期を支えるメンタルトレーニングなんです。

「若い頃は、この位すぐ直ったのに」

「こんなんじゃ、何もやる気でない・・・」

自分で準備していなかったのに、突然更年期に突入です。

心がついていくはずありません。

更年期の症状が怖いのは、引き金になるから

さて、前出で色々な更年期の症状が出ていますが、1つ1つは身体の老化としては当たり前のこと。

いったい何が怖いんでしょうか?

それは、<更年期の症状を引き金に本当の病気を引き寄せてしまうから>

なんです。

例えば、「更年期のせいで眠れなくなった。でも大したことないし、取りあえずそのうち治るだろうから、睡眠薬飲んでおこう。」

なんてことを気楽に何年も続けていたらどうなるでしょう?

常習性の出る薬だったら、飲まなければ眠れなくなってしまいますね。

「更年期だから」ではなく、「どうして、最近眠れなくなってしまったんだろう?」と、問題を掘り下げていくことも必要です。

特に、6番7番のイライラ・怒り・眠れないなどの不定愁訴の場合、今まで精神的な病気になったことがないので、病気になっている自覚がないことが多いです。

「更年期」に入ったら、少し身体と心に気を使ってあげましょう。

最後に

今回は女性の更年期症状について、お話ししました。

「自分は更年期なんて関係なかった」という方もいます。

その反面、「もう本当の自分に戻れないと思った」というように重かった方もいます。

心理学者のユングは、人生を4つの時期に分類しました。

少年期・青年期・中年期・老人期

青年期から中年期の境目が更年期だと言われています。

その境目をうまく乗り越える事ができるかが、次の人生の時期に順応していけるかどうかです。

 

更年期の場合は、思春期のように支えてくれる親や師のいない状況が多いですから、その分メンタルトレーニングで上手に心を調えていきましょう!

では、

最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。

 

2017.5.3 改

 

 

 

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プロフィール

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 心理カウンセラー久保やす子です。
ハートフルライフカウンセラー学院を卒業し更年期専門カウンセラーとして活動しています。
現在は病院で医療事務の仕事を継続しつつ、次なるステップの為に資格習得にもチャレンジ中。
2019年からは実母の介護も加わり、メールカウンセリングはお休みしています。
更年期による体調不良や仕事の悩みや介護のあれこれ等も、ブログで発信しています。

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